統計解析を活用して投資で儲けよう
投資とは
ビッグデータがもてはやされたり、「統計学が最強の学問である」なんて本が売れまくったり。データってものが非常に重要視されてきているこの世の中で、投資の世界も例外ではありません。
このブログは、そんな統計の力を使って投資してお金儲けができないか、ってことを本気で検証してみよう、そう思って始めました。
まずはじめに「投資」が何なのか、改めて確認してみます。
投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。
引用:Wikipedia
どのような形態の投資も、不確実性(リスク)が伴う。一般に、投資による期待収益率が高い場合、不確実性も高まる。この一般則に反する取引が可能な場合、裁定取引が行われ、収益率の低下またはリスクの増大が起こる。
なんだか難しいことを言っているようですが、要はお金を運用してお金を儲ける、ってことですね。金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバートキヨサキ氏の言葉で言えば「お金に働いてもらう」です。
ただ、そうは言っても「あとは任せた!」という放任主義ではお金もしっかり働いてくれないので、しっかり勉強して自分自身も成長していかないといけませんね。
昔愛読していた「坊や哲」に登場した房州さんが言っていた「怠惰を求めて勤勉に行き着く」という名言が今頃になって身に沁みます。
Wikipediaに戻って、もうひとつ大事なことが書かれていました。
大きく儲けようと思ったらリスクも大きくなる、という点です。
ただこの点に関しては、データに基づいてしっかりとしたロジックを確立すればローリスクハイリターンも可能だと思っています。これから一緒に検証していきましょう!
統計とは
さて、あらためて「統計」って何でしょうか?
例によってWikipediaで調べてみます。
統計(とうけい、statistic)は、現象を調査することによって数量で把握すること、または、調査によって得られた数量データ(統計量)のことである。統計の性質を調べる学問は統計学である。
引用:Wikipedia
要は、定性的じゃなく定量的にモノゴトを語ること、と言えます。
だいたい儲かる、ではなく、80%の確率で儲かる。
けっこう高い、ではなく、15000円高い。
必ず数字で語るのが統計の基本ルールです。
そして、統計の性質を調べる学問が統計学です。
平均値や標準偏差高校の頃、偏差値が50だとか60だとか、言ってましたよね。あれも統計学における標準偏差の考え方を使っています。統計学、なんて難しい言葉は使いませんが、自然と身の周りは統計学にあふれているんです。
ではこれを投資に活用するとしたらどんな手法が考えられるでしょうか?
たとえば、月曜日に買って金曜日に売ると70%の確率で儲かることが分かっていたとします(あくまでも例、です)。そうしたら、月曜に買って金曜に売る、というのを何度も行えば高い確率で勝てそうだと思いませんか?
再現性の高い法則を見つけて、それが再現することを期待して投資する。
統計はそんな法則を見つけるための手段です。
実際の例を挙げてみたいと思います。
この図は何を意味しているか、想像つくでしょうか?
これは、30年間の日経平均をまとめた図です。横軸が買った日、縦軸が買った日からの経過日を意味しています。色は買った日から見て上昇した確率を意味していて、緑が低く赤が高い確率を示します。
たとえば、11月中旬に買って1月頭で売ったケースで見てみると過去30回中、23回の確率で儲かっています。どう見ても偶然ではありません。こういった傾向は「アノマリー」などと呼ばれています。
ハルさんの結論
・「投資」とは資本を増加させるために現在の資本を投じること
・「統計」とは現象を定量的に数字で把握すること
統計の力を使って投資にまつわるデータを解析することで、勝てる法則を見出せるはず。
今後いろいろな発見がありそうで、ワクワクしています。
それでは皆さん、よい投資を!